大切な愛犬との散歩やお出かけは必須のコミュニケーションです。愛犬にとって外の世界は煌びやかで楽しい世界です。外の世界へ駆け出したい愛犬を危険から守りお散歩を楽しむために、愛犬と飼い主を繋ぐ必須なアイテムがリードと首輪・ハーネスです。
首輪とハーネスの機能や違いについて知り、愛犬にとってベストなアイテムを選びましょう。
1.首輪のメリット・デメリット
2.ハーネスのメリット・デメリット
3.首輪とハーネスどちらがおすすめ?
4.ノーリードはどう?
5.迷子札
1.首輪のメリット・デメリット
【instagram:@noastagram_1120】
《メリット》
飼い主からのサインがダイレクトに愛犬に届きやすくしつけがしやすい。
引っ張り癖が付きにくい。
《デメリット》
首を痛める恐れがある。
後退りをした際に、首が抜ける恐れがある。
ハーネスと比べて、愛犬の体と接する箇所が少ないのが首輪です。そのためダメなことをした際は体全体にサインを送るハーネスより、首輪の方が飼い主の意志が伝わりやすくなります。また、最初から首輪をつけている子は、正しくしつけをすると引っ張り癖が付きにくくなります。
一方で、愛犬の体と接する部分が首だけになるため、負荷が首に集中してしまう恐れもあります。また、犬は物音など何かの衝撃に反応した際、思わぬ勢いで後退りをすることもあります。飼い主が同じように反応ができないと首輪のサイズや勢いによって、首が抜けてしまう恐れがあります。
2.ハーネスのメリット・デメリット
【instagram:@techiii0905】
《メリット》
首の負担が減る。
体に合うものを選べば外れにくい。
《デメリット》
短足の犬種は足が抜ける恐れがある。
引っ張り癖がつきやすい。
首輪は愛犬の体の首だけと接するのに対して、ハーネスは首とお腹、足回りを覆う形になっています。そのため、ハーネスは首だけの負担が減り、愛犬にぴったりのサイズを選べば急な愛犬の行動でもすっぽ抜けてしまうことが少ないアイテムです。
ただし、短足の犬種やサイズがフィットしていないと足が抜ける可能性は高くなります。また、飼い主のサインがダイレクトに伝わりにくいことから、小さい頃からハーネスで散歩をしていると引っ張り癖がつきやすくなると言われています。
3.首輪とハーネスどちらがおすすめ?
【instagram:@ram_cham0710】
それぞれの特徴はわかったと思いますが、「うちの子にどちらを使うことが良いのか?」とお考えではないでしょうか。
一番のおすすめは、首輪とハーネスの両方使いで、リードを装着しない方に迷子札を取り付けることです。
なぜなら、上記のようにどちらも外れるリスクはあります。そのため、万が一ハーネスにリードを着けて外れたとしても、首輪+迷子札は愛犬に着いたままになります。脱走した場合、飼い主様のところに帰ってこれる可能性が高まります。
【その他、シチュエーション別のオススメ】
・普段のお散歩 →首輪+ハーネス
上述のように万が一の時のため。
・トレーニング →首輪
飼い主様からのサインがダイレクトに愛犬へ届きます。
・お友達とカフェ →首輪
首輪の方がかわいいデザインが多く、お洋服も隠れません。
4.ノーリードはどう?
たまに、飼い主様の隣をピッタリと寄り添い、ノーリードでお散歩をしているわんちゃんをお見かけしますね。
何があっても飼い主様の声かけに従い、信頼関係ができている証拠です。
ただ、後ろから自転車やバイクなど思わぬスピードで近づいてきたり、何かに驚いて車道に飛び出してしまったらって考えると、事前に防げる危険からは守ってあげたいと思いますよね。
また、アレルギーの方や過去に怖い思いをしてトラウマがある方がいるのも事実です。
愛犬の安全のためにも、周りの人への配慮のためにも、リードは持ち歩き楽しい時間を過ごしてください。
5.迷子札
迷子札とは、「愛犬の名前」「飼い主の名前」「電話番号」が書かれた札もしくはプレートのことです。
名前の通り、万が一リードが外れて愛犬と離れ離れになってしまった際に、迷子札があると保護してくれた方にとってもわかりやすく、飼い主様も少しだけ安心できますよね。
もちろん、迷子にならないよう飼い主としての役割をしっかりと果たしつつ、念には念を、万が一の際に備えて付けておくことをオススメします。
迷子札付きの首輪は「こちら」から購入できます。
いかがでしたでしょうか。
何気なく首輪やハーネスを選んで使っている人も多く、普段使うことにおいて、何もなく過ごせれていたらどちらでも良いと思います。
しかし、何かあってからでは遅いため、正しい知識を持った上で、大切な愛犬にベストな物を選んであげましょう。